「フィールドセールス」について解説!顧客の課題に向き合う職業とは。

世の中には様々な職業があります。当たり前ですが全てを経験することは出来ません。これからの時代「ジョブ型雇用」が主流になろうとしています。どのような仕事に就くのか、選択するのか、できるのか、によって人生も変わっていくことでしょう。転職を考える上で職業を知ることはとても重要です。どのような内容が自分は興味を持つのか?実際にあなたが仕事に就いているイメージをしながら読んでみてください。今回は「フィールドセールス」について紐解いていきます。

目次

フィールドセールスの仕事とは

フィールドセールスとは、営業職の一つで、顧客先に出向いて商品やサービスを提供する仕事です。自社製品やサービスのプレゼンテーション、提案や契約や申込み締結、顧客サポートなど、多岐にわたる業務を担当します。日本のビジネス界でも非常に重要な役割を持ち、様々な業種や職種で活躍しています。

フィールドセールスの本質は「外にでて顧客と対面して営業すること」ではなくて、「顧客の課題は何かを考えて解決に向けて提案をおこない、最終的に自社の売上げに貢献すること」が1番伝えたい説明です。

どのような業務内容なのか?

フィールドセールスの仕事は、営業職の中でも比較的自由度が高いと言われています。フィールドセールスに縁もゆかりもない方にとっては、まず自社の製品やサービスについて、顧客に対してプレゼンテーションをおこなうイメージではないでしょうか。その際、製品やサービスの特長やメリット、他社との差別化ポイントをわかりやすく説明する必要なのでは?と勘が良い方は想像することでしょう。もちろんそれらも大切で間違っていないですが、最も重要なことはそこではありません。

あなたがどれだけ上手くプレゼンテーションができても、きっとフィールドセールスとして成功することは難しいでしょう。「顧客の課題は何か?」を意識することが何よりも重要です。そこからどのように解決に向けて紐解いていき、相手に「納得感」を持ってもらい、クロージングまでできるかが業務内容といえるでしょう。

顧客が興味を持ってくれたら顧客との契約締結に向けて交渉を進めていきます。具体的な価格や納期、細かい条件について話し合い、合意に至ったら契約書やお申込書にサインします。また、契約後には顧客との関係を維持するために、定期的なフォローアップを行い、問題が生じた場合には迅速かつ適切な対応を取ることも、フィールドセールスの重要な仕事のひとつです。企業によっては分業しているケースもあります。

必要なスキル・能力とは

一概には言えないですが、まず、コミュニケーション能力は重要でしょう。顧客との信頼関係を築くためには、相手の立場に立った的確なコミュニケーションが必要です。また、チーム内でのコミュニケーションも重要であり、上司や同僚との円滑なコミュニケーションが業務の効率化につながるからです。

他には、営業スキルもあると良いでしょう。営業スキルとは、例えばプレゼンテーション技術や交渉術、提案書作成などです。どれも営業に必要な基本的なスキルとして習得できれば、あなたの武器となります。また、競合他社や市場動向などの情報収集力などの視点もあると、より顧客側に安心感や納得感ある提案につながっていくことでしょう。

また、自身の自己管理能力も必要です。なぜならば、フィールドセールスは基本的に単独で営業活動を行うことが多く、自己判断力や行動力が求められます。また、スケジュール管理や報告業務などのルーチンワークも含まれるため、自己管理能力が高いことで、社内評価も高まり信頼される存在になっていくことでしょう。

コミュニケーションといっても様々です。明るく元気に越したことはないですが重要なことはそこではないです。仕事においては、顧客の課題に向き合い解決できるか?どれだけ顧客に信用される存在になれるかです。その手段として上記に記載した「営業スキル」や「自己管理能力」などが重要になっていくということです。

どんな人が向いている?向いていない?

フィールドセールスは自由度が高く、自分自身で営業活動を計画し実行できることが多いです。自己判断して行動していく力が求められるので、最終的に達成した際の自己実現感が高くやりがいを感じる瞬間は多いでしょう。

これまで何か目標に向けて切磋琢磨して取り組み、その過程にて失敗もあったけど、それも含めて楽しめる人はフィールドセールスの素質があるでしょう。また、出張や営業活動中に新しい場所を訪れたり様々な人たちと会えるため、新しい発見や出会いを楽しめる人にとっても良いでしょう。

一方で、営業には数字がつきものなので、人によってはストレスがたまりやすいという側面もあります。さらに、顧客とのやりとりが多いため、クレームやトラブル対応が必要な場合もあるでしょう。そのため、ストレス耐性や顧客の問題を現場で解決すること自体が楽しめない人にとっては難しい職業といえるでしょう。

給料やキャリアステップについて

給料においては業界によっても大きく変わっていくので一概に言えないですが、dodaの営業系の平均年収は439万円となっています。年代や業界別においては、以下記事より参考までにご覧ください。また、キャリアステップ例は「メンバー→リーダ→フィールドセールスマネージャー→営業統括→COO」などがあるでしょう。

これからフィールドセールスを検討する方に向けて

フィールドセールスは、自由度が高くやりがいを感じられる反面、比較的営業数字が見られるストレスなどがあります。とはいえ、フィールドセールスはどの業界の企業においても必要とされることが多いため、経験していることで、ある意味、潰しがきく職業ともいえるでしょう。「顧客の課題を解決すること」に興味が持てるか、選択の判断軸として是非考えてみてください。

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